北海道・富良野・ラベンダー

見頃 6月下旬〜8月上旬

花はモチ最高! ラベンダーの香水・アロマキャンドル・石鹸・入浴剤のお土産も豊富
富良野は、ラベンダーの他、ハーブも有名。ワインやジャムも美味しい!
もちろん、スキーやパラグライダーでも有名ですよね!

ラベンダー

ラベンダー(英lavender)シソ科の常緑小低木。地中海沿岸原産で、香料を得るために栽培される。高さ約六〇センチメートル。葉は長さ約四センチメートルの線状楕円形で二〜三枚ずつ輪生。若葉には灰白色の綿毛を密生する。夏、茎頂に淡紫色の筒状唇形花を数層に輪生して穂状花序をつくる。花からラベンダー油をとり、香料・香水原料に用いる。ラワンデル。

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 今、北海道で栽培されているのは、南フランスのプロバンスを原産地とするトゥルー・ラベンダー、または真正ラベンダーともいわれるラベンダーです。昭和12年、プロバンスの丘を紫に彩るラベンダーを見た故・曽田政治氏(曽田香料KKの創始者)が、化粧品香料の原料として日本でなんとか栽培できないものかと考え、マルセイユのアントワンヌ・ヴィアルという香料会社に頼んで、5kgの種子を入手しました。
種子は無事、日本に到着はしたものの、新来の植物に対する知識はまったくありません。そこで、北見の農事試験場、北海道大学、札幌市郊外の曽田香料の札幌農場のほか、岡山、長野、千葉県の農事試験場で栽培試験をしました。数年後、意外な結果が出ました。南フランス地方は、真冬でもマイナス3度止まりですから、予想していた適地は関東以南だったのですが、いちばんいい結果が出たのは北海道大学だったのです。成育、花色、香りともに群を抜いていたということです。

そこでまず、北海道大学のある札幌に根を下ろしました。そして昭和17年には日本で初めての蒸留によるラベンダー・オイルの抽出に成功したのです。輸入されたラベンダーはプロバンス産というだけで、とくに品種は固定されていませんでした。種子を播いて育てると、少しずつ形や性質の違うものが出てきますので、そのなかから病気に強いもの、香りの良いもの、収量の多いものが選抜されて優良品種が作り出されます。それを挿し木で殖やしていくわけですから、そうとうの年月を要します。

そのうちに第二次世界大戦となり、食料増産の至上命令によって転作を余儀なくされましたが、品種保存ということで、曽田香料の農場ではほそぼそと栽培が続けられていました。人の目にも触れず、ひっそりと北海道の片隅で戦後を迎えることになります。

大戦後、世情も落ち着きを取り戻した昭和23年、曽田香料が南の沢の農場でオイルの生産を本格的に開始しました。そのころ、上富良野町東中の上田美一さんは、すでに試作段階を終え、食料生産一色の北海道の農業に時代の先端をきって、曽田香料委託によるラベンダーの栽培を始めました。それがきっかけとなって、富良野地方、そして後志地方にも栽培が広がっていきました。上富良野に蒸留工場ができたのが昭和27年のことです。

そして昭和33年、カラマツ林に変わってゆく傾斜地を食い止めようと、北海道の農政部がラベンダーなどの宿根性薬草、工芸植物を推奨特用作物に指定しました。そして、富良野市、上富良野町、中富良野町が、栽培してから2〜3年は無収入に等しいラベンダーの特殊性を考慮して、育苗、管理費に多少の補助金を出して推奨したこともあり、いよいよラベンダー畑は広がっていきました。

国としてもラベンダーに力を入れ始め、昭和36年に「北海道ラベンダー技術者協議会」(後の北海道ラベンダー協議会)を結成し、さらにラベンダーの栽培を推進しようとしていました。その結果、今も主流になっている早咲きの「ようてい」、中咲きの「おかむらさき」、遅咲きの「はなもいわ」の優良品種が誕生したのです。(富良野市のHPより引用)


ラベンダーのリンク

上富良野町
富良野観光協会

ファーム冨田
花の王国 フラワーランド








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