和歌山県桃山町・桃源郷の桃

見頃 4月上旬



 紀三井寺や和歌山城が桜で満開で賑わっている頃、和歌山県桃山町桃源郷の桃も満開になっています。紀ノ川沿いに色鮮やかに咲き誇る姿は将に「桃源郷」。菜の花や蓮華との色鮮やかなコンストラストの中、静かな佇まいにゆっくりと桃の花香りを楽しむのもまた素晴らしいことですね。

●『桃』という字
「桃」という漢字は「木」と「兆」からできています。「兆」は「億」よりもおびただしく、木にたくさんの花と実をつけることから「桃」という字ができました。

アクセス
和歌山駅からJR和歌山線で19分、岩出駅下車、桃山町営バス黒川行きに乗り換え15分、役場前下車。
(車)阪和自動車道和歌山ICから国道24号、県道、国道424号で約14km

桃源郷は桃のふるさと桃山町のたからものです。
桃色の霞とほのかに甘い香りで包まれた場所。
そこはまるで俗世間を離れた別天地『桃源郷』のよう。
やさしい空気に満たされたそんな夢の地が、桃山町に存在します。
町の北部、紀の川沿いに広がるその場所は「ひと目十万本」といわれる桃の花でつくりだされています。
『桃源郷』で栽培される桃は、
「あら川の桃」として全国に知られています。「あら川の桃」が良質でおいしい理由は、紀の川流域の土質が砂れきを含み、排水が良いことと桃山町が温暖な気候に恵まれているからです。

●桃源郷をつくり出す桃山町の桃の種類











桃山白鳳
桃山町で見いだされた品種で、白鳳の一樹変異と見られています。満開後75日前後で収穫できる早生種で、果形は円形、果実重は220g前後になります。
日川白鳳
山梨市において白鳳の芽接苗の中から発見された枝変わり品種です。満開後85日前後の6月下旬に収穫でき、果形は円形、果皮の着色がよく、果実重は230g前後です。早生系の桃として品種的に優れ、ここ数年面積が増加しています。
八幡白鳳
山梨市において白鳳の中から発見された枝変わり品種です。満開後95日前後の7月上旬に収穫でき、果形は扁円形、果実重は250g前後になります。
白鳳
神奈川県農事試験場が「白桃」に「橘早生」を交配した実生から選抜した品種です。満開後100日前後の7月上旬から中旬に収穫でき、果形は円形、果実重は270g前後になります。桃山町の主要品種となっています。
清水白桃
岡山県で「白桃」と「岡山3号」の混植園で発見された偶発実生です。満開後110日前後の7月中旬から下旬に収穫でき、果形は円形、果実重は300g前後になります。「白鳳」とともに、桃山町の主要品種となっています。
川中島白桃
長野市で発見された偶発実生です。満開後120日前後の8月上旬から中旬に収穫でき、盆需要品種として導入が進んでいます。果形は円形、果実重は330g前後になります。






桃山町のリンク

和歌山県桃山町公式ホームページ









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